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2012年 08月 04日
明日(8月5日)は「石神井の家」の入居日である。入居前の最後の掃除にこれから向かう。
先日、オープンハウスに来場いただいた建築ジャーナリストの淵上氏の見学記がブロクにアップされた。 *****************。 建築ジャーナリストの淵上です。 先週、建築家安山宣之さんが設計した 「石神井の家」を見学させてもらいました。 木造ですが曲線で矩形プランをえぐりとって 中庭や前庭を生み出す達者な腕前です。 明るく静謐な居間と中庭の取り合いなど、 内部に豊かな空間を持つ住宅の印象記を ブログにアップしました。ご覧ください。 http://synectics.exblog.jp/ *****************。 VSBA:オベリンの美術館 ロバート・ヴェンチューリ初来日の折りにもいろいろと面倒をみてくれた淵上氏は、この住宅の唯一の貌であるエントランスの市松模様をヴェンチューリの名残ではないかと挑発する。「そうでもありそうでもない」というのが心境だが、ヴェンチューリを思い出してくれたことはかなりうれしい。 1970年代から80年代にポストモダンの旗手として建築界の話題をさらったヴェンチューリ氏もまもなく87歳である。ヴェンチューリ事務所(VSBA)に6年ほどいた私の娘は建築の素養のほとんどを彼から学んでいる。自宅で多くの人を招いて開かれる恒例のピクニックやクリスマスパーティには彼女は今も子連れで参加している。ヴェンチューリの日本での唯一の作品『日光霧降リゾート』は郵政の改革で新たなオーナーの手に移ったが、その後の姿を案じて時々メールが来る。年に1度ほどは見に行って状況を報告している。 VSBA:日光霧降リゾート 生活の器としての建築が現実の要請を受けて変遷する過程は、子供の成長にも似て興味深い。ヴェンチューリが自作の成長経過を案ずるごとく、私も今、一軒の住宅の引き渡しを緊張の想いで迎えている。すでに竣工検査は済ましているが、最後は自らの手で掃除してしっかりと送り出そうと思う。
by yasuyama-arch
| 2012-08-04 12:50
| 「すまい」「棲まい」「住舞]
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